【大学受験の基礎知識】知っておきたい! 多様化する受験方法とスケジュール

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2023/03/15

2021年度入試から、大学入試は大きく変わりました。入試方法の名称が変わり、大学入学共通テストが始まりました。大学受験を考えるにあたって、最初に押さえておきたい現在の大学受験の方法やスケジュール、近年の変化について解説します。※写真はイメージです(写真=Getty Images)

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現在の大学受験の方法は、国公立、私立ともに「一般選抜」「学校推薦型選抜」「総合型選抜」の大きく三つに分けられます。大学入試センター試験から大学入学共通テスト(以下、共通テスト)に変わった2021年度入試から、一般入試は一般選抜、推薦入試は学校推薦型選抜、AO入試(アドミッションズ・オフィス入試)は総合型選抜へと名称が変更されました。

一般選抜は、筆記を主とした学科試験を重視する旧来の入試方法で、共通テストや、国公立大の2次試験、私立大の個別試験のことを指します。学校推薦型選抜は、その名の通り、高校長の推薦を必要とする受験方法で、高校の成績や学内活動を記した推薦書の内容を重視します。総合型選抜は、高校時代の様々な活動や、表現能力、意欲などを重視する入試で、志望理由書や面接などを通じて大学が求める人物像(アドミッション・ポリシー)に合う生徒を選抜することを目的としています。高校長の推薦は基本的に必要ありません。

国公立大受験の仕組みと流れ

国公立大の一般選抜は、前期日程と後期日程があり、それぞれ1校選んで出願します。さらに、一部の公立大では、前期と後期の間に中期日程を導入している場合もあります。ただし、最近は後期日程を廃止したり、募集人数を減らしたりして、総合型選抜や学校推薦型選抜に回す大学が増えています。また、前期日程で合格して入学手続きをすると、中期・後期日程を受験したとしても合格できない仕組みになっています。このため、前期日程で第一志望校を受験する方法が基本となります。

国公立大の合否は、共通テストの得点と大学ごとに実施される2次試験の得点の合計で決まります。共通テストを受験したあとに、自己採点結果に基づいて出願する大学・学部を決めるのが一般的な流れです。難関大学や医学部では、共通テストに基準点を設け、それを上回らなければ2次試験の受験資格を得られない場合があります(これを第一段階選抜と言います)。

試験科目については、各大学・学部によりますが、共通テストの場合、5教科7科目が基本です。公立大では、それよりも少ない科目での受験が可能になる場合があります。一方、2次試験は、前期日程では2~3教科が一般的ですが、一部の難関大学は4教科を課すところもあります。後期日程は、小論文や面接などが中心となります。

私立大受験の仕組みと流れ

私立大の一般選抜は、大きく分けて二つの方法があります。各大学の個別試験を受験する方法と、共通テストの成績を利用する方法です。後者の場合、共通テストの成績だけで合否が決まるものと、個別試験と併用して合否が決まるものがあります。

(代々木ゼミナール提供資料「大学入試関連資料」から)

私立大で共通テストを利用する場合、多くは共通テスト実施前に出願が締め切られます。共通テスト利用のメリットについて、代々木ゼミナール教育事業管理本部本部長の佐藤雄太郎さんはこう話します。

「個別試験の検定料(受験料)は一般的に3万~3万5千円程度かかるのに比べて、共通テスト利用方式は1万5千円程度です。検定料を抑えられる分、より多くの大学に出願しやすいといえるかもしれません。ただし、共通テスト利用は募集定員が個別試験に比べて少なく、一般的に倍率が高くなります」

また、私立大の個別試験には、学部ごとに実施する「個別学部日程」のほかに、「全学部日程」が設けられていることがあります。これはすべての学部・学科が、同じ問題を使用して同じ日に実施する制度で、1回の受験で複数の学部・学科を併願できるのがメリットです。そのほかにも英語外部試験を利用する方式など、大学・学部によって多様な方法があります。

私立大の試験教科は3教科が基本となり、文系の場合は外国語と国語の2教科が必須で、数学、地歴、公民から1教科選択、理系の場合は外国語、数学、理科の3教科での受験が一般的なパターンです。なかには2教科もしくは1教科で受験できる大学・学部もあります。

大学受験は早期化の傾向に

受験のスケジュールを知るうえで理解しておきたいのが、近年の変化です。

「大学受験に関する近年の大きな変化は、学校推薦型選抜と総合型選抜の割合が増えたことです。受験シーズン=冬という時代ではなくなり、受験の早期化が進んでいます」

そう話すのは大学通信 情報調査・編集部部長の井沢秀さんです。特に私立大でその傾向が強く、2022年度入試では57.4%が学校推薦型選抜や総合型選抜で入学しています。国公立大は現在も一般選抜での入学が主流で、学校推薦型選抜、総合型選抜は国立大で約2割、公立大で約3割となっていますが、今後はさらに増加していく見込みです。

一般選抜の場合、1月中旬に共通テストがあり、私立大の個別試験の多くは2月1日から、国公立大の2次試験は2月下旬からスタートします。一方、総合型選抜は出願が9月1日から始まり、11月1日以降に合格発表、学校推薦型選抜は出願が11月1日から始まり、12月1日以降に合格発表というスケジュールです。

「学校推薦型選抜、総合型選抜での入学を希望するなら、高3の春ごろには志望校を絞るのが理想です。高校生活の中で、大学に入学したら何を学びたいのかを考えておくのと同時に、オンライン開催も含めてオープンキャンパスに参加して、早めに準備をしておくことが大事です」(井沢さん)

学校推薦型選抜、総合型選抜では、多くの場合、年内に合否の結果が出ます。「年内入試」で合格するためには、早めの対策がカギとなります。

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